

愛知県の公立高校は、2023年(令和5年)4月に入学する生徒<現中2>が受験する入試から制度が新しくなります。
愛知県教育委員会は、2023年度(令和5年度)以降の新しい入学者選抜制度についてリーフレットを公開しました。一般選抜の学力検査の回数が2回から1回となり、推薦選抜をこれまでより早い時期に実施する等、変更のポイントや内容をわかりやすく紹介しています。
一般選抜では、2校に出願できることは今までどおりですが、学力検査は2回から1回に変更となります。これまでAグループの高校、Bグループの高校それぞれが実施していた学力検査は1回のみとなり、2校に出願した場合は、1回の学力検査の結果を第1志望校と第2志望校の両方で用いて合否判定を行います。学力検査の出題教科に変更はなく、これまでどおり国語・社会・数学・理科・英語(聞き取り検査を含む)の5教科です。
一般選抜で面接を実施するかどうかは、学校ごとに決定することになります。そのため、高校によっては一般選抜の面接を行わないことがあります。
推薦入試は、これまでは一般選抜と同じ日に実施していましたが、一般選抜よりも早い時期に変更されます。合格発表は、一般選抜の出願時期よりも前に行い、合否結果を見てから一般選抜に出願することができるようになります。
なお、推薦選抜では学力検査は実施しません。推薦選抜の具体的な実施時期は、今後検討して決定する、とのことです。
普通科高校における尾張・三河の2学区、群・グループ分けについては「今回は変更せず、これまでどおり」としています。
リーフレットは、愛知県のWebサイトからPDF形式で公開しています。2023年度以降の新しい入学者選抜制度の詳細は、決定次第公表されるとのことです。
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kotogakko/0000027366.html